便秘の改善に

ゆっくりと、よく噛んで食べる
      ↓
・表情筋がやわらかくゆるんでくれ、副交感神経の働きが高まる
・食べ物をゆっくり噛む、その咀嚼(そしゃく)のリズムも、副交感神経の働       
 きを高めてくれる
      ↓
副交感神経の働きが高まると、腸の働きも高まる
      ↓
腸の働きが高まると、消化吸収の機能も高まる
(必要な栄養素は取り入れ、不必要なものは出す)
      ↓
腸も元気に健康になり、便秘も改善する

                参考資料  PHP文庫
               「ゆっくり動く」と人生が変わる  
                小林 弘幸先生(順天堂大学医学部教授)
      

 ★ 自律神経には、交感神経と副交感神経がある
    交感神経・・・緊張・興奮の神経
    副交感神経・・リラックスの神経
 (理想的なのは、交感神経と副交感神経がともに高いレベルで活動し、
  なおかつバランスがとれている状態)

先日の日本経済新聞に、便秘に関する記事がありました。
日本では便秘で悩んでいる方が非常に多いのですが、順天堂大順天堂医院は「便秘外来」の先駆けで週に1回土曜日に診察があり、すごい人気で今予約しても初診は数年先ということでした。
また、処方が難しいため、便秘を専門に見てくださる所はまだ少ないらしいのですが、全国では数十施設以上あり、ここ5年間で急速に増えてきていると書いてありました。

便秘は病院で治す時代が来ようとしていますが、便秘で悩んでおられる方は、まずは小林先生お薦めの「ゆっくりと、よく噛んで食べる」という事を、試してみられてはいかがでしょうか。

記事作成:2013-09-07